iPhone 16 Pro が24年9月20日に発売へ

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目次

iPhone 16 Pro の主な改良点

その1 Apple Intelligence

新機能としてはApple版の生成AIのApple Intelligenceへの対応です。

文章に関係する生成AI

Apple Intelligenceは軽いタッチで書いた文章をよりビジネス向けに書き換えることができるそうです。

その他には言葉では表せない気持ちを今までは絵文字やLINEのスタンプなどを用いてたかと

思いますが、この絵文字をApple Intelligenceで文字を書くと独自の絵文字を

作ってくれるそうです。

Image Playgroundという技術のアプリのようなものメッセージアプリなどに埋め込む

かたちになるようです。

写真に関係する生成AI

写真の整理も簡単になるようでおそらくFinderのようなところに

赤い服を着て踊った日などと入力すると何万枚もの写真の中から探してくれるそうです。

たしかに今まではイベントは覚えていても日付は覚えていないなど

そのような時に写真アプリから写真を探すのは大変だったので

これは便利かもしれません。

メールやメッセージに関係する生成AI

おそらくGmaiアプリでは使えないと思いますが

iPhoneの純正のメールアプリやメッセージアプリを分析して

本文を要約したり緊急性の高いメッセージに対して優先的に表示したり

できるようです。

日本ではGmailやLINEなどが主流のコミュニケーションツールですので

恩恵はあまりないかもしれません。

Siriに関係する生成AI

Siriになにかお願いをする時、私たちは人間なので言い間違いをしてしまう場面でも

今までは一回Siriへのリクエストをキャンセルしてもう一度言い直す必要がありましたが

これがApple Intelligenceで主旨を理解してくれるそうです。

これは大変便利ですよね。

ただ一般的に言語の認識は日本語は少し難しいとされていて英語など他の言語より

1年から2年遅れているといわれていますので過度な期待はしないほうがいいですね。

画面上に表示されている情報を認識する生成AI

画面上に表示された情報からたとえばメッセージアプリでおすすめの音楽を教えてもらった

際にSiriに再生してとお願いするとおそらくApple Musicライブラリから

再生してくれるようです。

Apple Intelligenceのプライバシー保護に関して

生成AIというのはとても電力や処理能力を必要とするため

iPhone本体のチップでは処理できないと判断した場合、

Appleが所有するデータサーバーで処理を任せる場合もあるとのことです。

個人情報などプライバシーに配慮した形で処理しなければ

安全ではなくなります。ところがAppleはこれを

Private Cloud Computeを用いて解決したとのことです。

生成AIの大型モデルにアクセスしてもAppleの専用サーバーに

データの保存や共有は一切ないと謳っています。

Apple Intelligenceの使い方

これはカメラコントロール(キャプチャボタン)を長押しすると起動するようです。

もちろんFace IDでロック解除する必要があるのではないかと思います。

実はまだ完成していない

iPhone 16 Pro を買ったからといって9月20日の発売日から使用できる

ことはないそうです。

ベータ版(コンシューマーに最後にテストしてもらうバージョンのことです。)は

来月リリースされて、米国のみだそうです。

数ヶ月で段階的に機能が米国で使えるようになるようです。

次に利用可能になる国は主に英語圏だそうです。

これが今年の12月予定とのことです。

つまり日本語でも使えるようになるのは来年の予定です。

これもおそらく段階的にリリースされるのではないかと思います。

この目次のまとめに…

今はまだ驚くほどの進化はあまり感じられないかもしれません。

Apple Intelligenceが私たちが思うよりもとても便利だった場合は

買い替えも検討してもいいかもしれません。

ちなみにiPhone16やiPhone16 Pro以外でApple Intelligenceを使える過去の

モデルはiPhone 15 Pro と iPhone15 Pro Maxのみです。

その2 割れにくいディスプレイ

前年までに出たモデルはうっかり落としてしまうとディスプレイのガラスや

背面のガラスが割れていたと思います。

私たちは9Hの硬度を持つガラスフィルムなどを貼り付けて保護していましたが

それでも本体側まで割れていたこともよくありました。

あまり知られていないのですが実は過去のモデルの一部にも

Ceramic Shieldが採用されていました。

Ceramic Shieldとはガラスにセラミックをミックスして作った強化ガラスの

イメージです。

そして今回からのモデルiPhone 16やiPhone16 Proのどちらのモデルにも

Ceramic Shieldの第2世代が採用されています。

ガラスとセラミックの組成を改良したようです。

初代に比べて50%頑丈になり、Androidのような他のスマートフォンより2倍頑丈とのことです。

第2世代はまだ誰も使っていないので割れにくいのか

もしかすると割れやすいかもしれませんが

これは製品がリリースされてからSNSの反応をみるのが良いかと思います。

その3 カメラコントロール(キャプチャボタン)

Xperiaなどソニーのスマートフォンでは見た方も多いかもしれませんが

思い出を切り取りたいと思った瞬間にカメラアプリを起動するのが

より早くなったということです。

一眼レフやコンデジなどのカメラでは焦点を合わせる時に半押しをしますが

それも実現したようです。

カメラをよく使う方には嬉しい機能かもしれません。

また、ただ半押しができる機能とシャッターが切れる機能ではなく

スワイプすることでシャッタースピードや絞り値やズームなどが

切り替えながら調整できるようです。

慣れるまで操作が難しいと思う方もいらっしゃるかもしれませんが

これは実際手にとって使ってみることがおすすめです。

表面はサファイアクリスタルで覆われており

クリックでカメラの起動

もう一度クリックで撮影

長押しでビデオモードへ変更

が基本操作のようです。

カメラの画素数は48MPで空間写真(Apple Vision Pro用の写真)に対応するために

改良されて名前が48MP Fusion cameraというそうです。

ビデオモードでも4Kの画質で120fps(1秒間に120枚差し込んでいます)対応とのこと。

さらにドルビービジョンHDRに対応しています。コントラストが高い動画です。

Apple Intelligence でクリーンアップ機能を使えば写真に映り込んだ不要なものも

消すことができるそうです。これはGoogleの消しゴムマジックと同じですね。

その4 冷却性能の向上

熱伝導率の高い基盤(アルミニウム)を用いるようでCPUも中央寄りに配置されて従来のiPhoneより

パフォーマンスの低下が防げるようです。

その5 レイトレーシングへの対応

PS5やXbox Series Xなどゲーム機器で出来た機能への対応です。

NVIDIAのグラフィックボードなどで有名です。

たとえばキャラクターが地面に雨でできた水たまりに立っているとすると

反射したキャラクターまで描画することができます。

かなり負荷がかかる処理ですので通常はGPUを別に用意しますが

これをチップセットにまとめて実現したようです。

iPhoneでゲームがしたいと思う方にはおすすめかもしれません。

その6 バッテリーの容量アップ

Apple Intelligenceや高負荷のゲームもできるようにバッテリー容量が増加しています。

その7 画面サイズのアップ

iPhone 15 Proは6.1インチでしたがiPhone 16 Proは6.3インチに大型化

iPhone 15 Pro Maxは6.7インチでしたがiPhone 16 Pro Max は6.9インチへ大型化

大型化した分少し重くなり少し大きくなっています。

その分ベゼルがとてもとても細くなっています。

その8 バンドの仕上げの変更

傷がつきにくいマイクロブラスト加工で仕上げたそうです。

iPhone15 Proで問題となった手の油脂による変色は改善されたのか

期待されるところです。

その9 カメラのレンズの高画質化

メインカメラが48MPで超広角カメラが48MPになって高画質化しました。

望遠レンズは残念ながら48MPではありませんが光学5倍ズームとなっております。

iPhone 15 Pro の際は iPhone 15 Pro Maxだけがテトラプリズムレンズでしたが、

iPhone 16 Pro シリーズは Maxモデルでなくてもテトラプリズムレンズを採用しています。

その10 マイクの進化

高音質のマイクが4つ搭載されるそうです。

ミュージシャンのレコーディングにも最適とのこと。

空間オーディオで録音できるのでAir Pods Pro でも再生して確認ができるようです。

その11 MagSafe充電器の進化

従来の規格より速く充電ができるようになりました。純正のMagSafe充電器は

耐久性の高いナイロン仕上げのケーブルのようです。

また1mと2mの選択肢ができました。

30W以上のアダプターで最大25Wで出力できるようです。

Qi2規格にも対応しています。

価格は?

9月に入ってからは1ドルが142円台から144円前後で推移しましたが

今年のモデルは256GBだと1099ドルで日本円ですと174,800円と

昨年と同様に据え置くかたちになりました。

2021年頃のドル円にくらべてかなりの円安ですので同じ1099ドルでも高いのは厳しいところです。

159円 x 1099ドル = 174,741ですので今回は1ドル160円ぐらいで設定した可能性もあります。

今年は7月上旬に161円後半まで円安が進んだのでそれも影響しているのではないでしょうか?

iPhone 16 Pro 価格

日本円アメリカドル
128GB159,800円999ドル
256GB174,800円1099ドル
512GB204,800円1299ドル
1TB234,800円1499ドル
iPhone 16 Pro

iPhone 16 Pro Max 価格

日本円アメリカドル
256GB189,800円1199ドル
512GB219,800円1399ドル
1TB249,800円1599ドル
iPhone 16 Pro Max

ご覧のとおり日本円では昨年同様とても高いです。

まとめ

Apple Intelligenceを利用したい場合はiPhone16シリーズへの買い替えも良いのではないでしょうか?ご自身のお持ちのスマートフォンでバッテリーが減りやすくなったですとかカメラや端子が壊れてしまったという方は一度検討してみてもいいのではないでしょうか?

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